箒に跨り空を飛ぶ

伊豆七島のお土産といえば、くさや!!

くさや初体験、その匂いと味はいかほどに‥。

帰りの船を待つ間、


くさやを買って帰ろうか、
わたしは本気で悩んでいた。


くさやは見たことも嗅いだこともなかったので、
なんだか一度は体験してみたいな‥。なーんて。


すずちゃん：「まじ、うん○の匂いだよ。うっっっっ…てなる」


あーでもなー、
あか姉は好きって言ってたしなー。


昔、ドリアンを友人宅で開けたのをふと思い出す。

あれはひどい匂いだった!!!!
食べてみても、とてもガス臭い匂いで完食できるものではなかった。



くさやはどうなんだろう…。

高まる好奇心。


岡田港のまわりには、土産物屋さんがいくつか並んでいます。


くさやは身がほぐされて瓶づめされたものから、
theくさや!な本気バージョンまで、
あらゆるタイプのくさやが陳列されておりまして。





（もこだwikipeをご参照ください）




瓶づめのくさやが、手軽な手榴弾だとすると、
本気くさやは、自滅しかねない殺傷能力の高い爆弾のよう。



瓶づめのくさやは家に帰ってから焼く必要がない、
すなわち瓶の蓋さえすれば、死ぬことはなかろう。



本気くさやは焼いてみたらどれだけの殺傷能力をもつだろうか。
その能力はわたしの範疇を超えるのではなかろうか？




いや、しかし、
くさやの故郷、伊豆七島に来ておいて、
一体いつ本気くさやを買うっていうんだ！！




ここは本気くさやを買って当然だろう！！



というわけで、

長々と1時間くらい悩んだ結果、


（すずちゃん、こんなことで待たせてゴメン（笑））




本気くさや(青ﾑﾛ)、大きいサイズを購入。



家につくと、まだ包装を開いてもいないのに、
猫が早々と嗅ぎに来ました。








焼く前の段階では、まぁそんなにドリアンほどひどくはないですね。




というか、
要するにくさやはコマセの匂い！



沖釣りの時によく嗅ぐ匂いだなぁ…。
イワシのミンチなどをエサ(コマセ)にして、エサカゴに詰めて、魚をおびき寄せて釣るわけですが、



この匂いで、何度酔ったことか(^_^;)
あぁ、思い出すだけでも…うぅぅっ



そして、グリルで焼きます…。


匂い強烈！！


ついにくさや爆弾、爆発！！





火災報知器が作動するレベル!!かと思いましたが、
人間の鼻は優れているんだか、劣っているんだか、匂いにだんだんと慣れてきて、



「あ、臭いとはいったってこれくらいでとどまるのね」



と不思議と安堵感を覚えてしまう。

いざ実食してみても、


普通の干物にちょっと酸味のようなクセがついた感じ？



なんだろう。

案外いける。


これは食わず嫌いなのではないか、日本人よ。



とはいえ、お隣さんには多大なる匂いの迷惑をかけたであろう我々。



大丈夫だったかなぁ‥‥？？





そんなこんなで完食。




こてつの食いつきっぷりが面白くて、
また食べてみてもいいかなぁ、と思います。



ぜひお試しあれ!!








～おまけ～


残り香を堪能するこてつ